広島とともに・・・
誠心誠意と高度な設計・建築技術で
心地よい住まいをめざす 大起建設です
一見、なんの変りもない一軒家
重要文化財?
しかし、その場所はなんと斜度35度
斜度35度といえば、スキージャンプ台の最大斜度です
それだけに絶景が望めます
そんな場所に旧日向別邸があります
日向利兵衛は明治7年生まれの貿易商人です
そして、この家にはなんと地下室があるのです
それを設計したのが、ブルーノ・タウト(1880-1938)
ドイツ人の世界的建築家です
親ソ連派という烙印を押され、母国を追われ日本を訪れた際そのまま亡命した建築家です
タウトが日本に残した唯一の建築物が旧日向邸なのです
立地は傾斜面
そのため別邸をたてる際、土留のかわりに鉄筋コンクリート造りの人口地盤を造成しているそうです
そこに地下室を設け屋上を庭園としています
人物像や時代背景を考えると信じがたい内装でした
さあ、地下室へ入ってみましょう
地下室は三つの部屋に分かれており、それぞれをタウトはテーマを決めていたそうです
(社交室)ベートーヴェン・(客室)モーツァルト・(和室)バッハ
第一の部屋 社交室は、ダンスホールとして使われていたようです
アーチ型の竹格子
竹で壁を飾るのは、1日3本しか作業できなかったそうです
天井からは、竹を編んだ鎖の先に電球
天井はきり材
凝っています
第二の部屋、客室はなんと壁にシルクを染色したものを貼っていました
色はワインレッド、斬新さに驚きです
そして第三の和室
建築では、昔好ましくないとされていた床挿し (畳の短辺方向が床の間の正面に接する)も気にせず、景観重視だったそうです
どの部屋も海が一望でき窓もすべて開けられるようになっており、一枚の絵を見ているようでした
重要文化財のため、写真を掲載できないのが残念です
タウトは、集合住宅の設計を手掛けた まさに私たちにとっては 神 ですね
ガイドさんによると、あの新国立競技場デザインの建築家 隈 研吾 さんも訪れ
「まるでここにタウトが立っているようだ」とおっしゃったそうです
この旧日向邸のお隣りあるのが、この隈 研吾さんが設計したお宿
ATAMI海峯楼
過去と現代 どちらも素敵です
いつか一度ATAMI海峯楼に宿泊してみたいです・・・